2014年05月30日

レモンシロップ♪

どうも皆さんマコトです。

今日は茹だる様な暑さですね。ひどく蒸し暑いと言うか体が重くなる様な陽気です。

先日チョットだけ触れた『愛媛県産のレモン』なんですが、色々と試作を行った結果レモンシロップ(レモンの砂糖漬け)を量産してそれを素にレモネードやレモンスカッシュ、ホットレモンなどを提供しようと思っています。

シロップを使う所はジンジャーエールなどと通じるものがありますが、日持ちがしてそれぞれ違うレモンの風味を同じ味で提供するにはベストな選択肢かと思います。

言い忘れましたが、レモンはチット傷があったりしますが『安心』『安全』の国産でNOワックスNO防腐剤です。

バーテンダーをしていた頃はレモンやライムは外国産のモノを使うのが殆どでしたが愛媛産のレモンは外国産に比べ酸味より香りと甘みが優れている様な気がします。他地域で採れたモノは違いが出るでしょうが、これはこれで非常に良いと思います。

今回は愛媛県のレモンを使っていますが、レモンの旬を迎える10月以降は厚木や周辺地域で収穫されたレモンを使いたいと思っています。

さてさて量産型に行きつくまで3種類の試作を行いました。
最初は『シロップ煮』
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レモンを輪切りにしていきます。材料はレモン、ビートグラニュー糖、水のみ
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弱火で30分ほど煮込んでレモンの皮の部分が少し透き通って来たくらいで火からおろして煮沸消毒した保存瓶で寝かせます。
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試作1号です。シロップ煮は美味しかったですがレモンの香りが少なく甘みが強く感じました。甘めのはちみつレモンを飲んでいる様な感じです。

私がイメージしているモノとは少し違いました。

なんて言うかな〜『ふ〜ん。美味しいね』で終わってしまいそうな感じ(笑)さらに『火にかけるとビタミンCが無くなっちゃうんじゃない?』と言われ『そう言えばそうかも???』と言う事でシロップ煮はボツとなりました。
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次に作ったのが砂糖漬け。これが量産型の原型になりました。
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シロップ煮と同じように輪切りにしました。
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で後は簡単。煮沸消毒した保存瓶にレモン⇒砂糖の順で段々に重ねて行くだけ。梅酒作りとかと同じ原理です。
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で、後は砂糖が解けるのを待つだけです。
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試作2号です。この写真は試作2号を作り始めて2日目の写真まだまだ砂糖が残っています。
試作2号の味はレモンの香りが強く甘みもほどほどでとても良かったです。1つ問題があり、不揃いのサイズのレモン達を輪切りにした結果グラスに入れるレモンの大きさに差が出てしまいました。ランチで使っているグラスでは輪切りの状態ではレモンがはみ出るモノもありました(笑)
味は良いんだけど『何だかなぁ・・・』と言う不完全燃焼な感じ。

試作3号は果肉と果皮を切り分けて作りました。撮影するのを忘れてしまいましたが、手間と出来あがりなどを考えるとこれもボツ。味はもちろん問題無いんですが、果肉と果皮をどうやって均等にグラスに振り分けるか・・・と言う所で行き詰まってしまいました。細かい作業をし過ぎたせいか完成したイメージが良い状態で浮かんでこなかった言うのが正解でしょうか?

で、段々難しく考える様になってしまったので作り方は試作2号でカットの方法はイチョウ切りにと言う所に落ち着きました。
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量産型のレモンシロップは大型の保存瓶でレモンとビートグラニュー糖(原料は甜菜)と一緒に熟成中。ビートグラニュー糖がしっかりと解けて味が馴染んだら提供を始めます。

posted by macca at 17:26| レシピ